経営学部での学び
Learning

学びのロードマップ

経営学部では、学生の皆さんが将来、ビジネスで、社会で、活躍することができるように、就職対策科目や教養科目に加えて、幅広い専門知識を理論と実践の両面から学べるようなカリキュラム、学びの機会を用意しています。標準的な4年間の学びのロードマップは以下のようなイメージです。

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1年次

入学式。そして大学生活のスタートです。
経営入門、初級簿記など専門基礎科目で専門知識の基礎を固めます。
同時に就職試験対策科目であるキャリアデザインも始まります。夢の実現にはスタートダッシュが決め手です。

2年次

大学にも慣れ、学びはより充実していきます。
まずは将来に向けて「強み」とする領域を考えつつコースを選択。関連する科目を中心に学んでいきます。秋からは専門演習(ゼミ)が始まります。バーチャルカンパニーのような実践科目を履修する人も。
就職対策としてはキャリアデザインに加えTOEIC試験に対応したビジネス英語もスタート。春には専門家によるキャリア講義にも参加します。

3年次

大学生活も折り返しを過ぎ、将来に向けた準備が始まります。専門応用科目、実習科目などで知識を深め定着させていきます。所属ゼミによってはゼミナール大会に出場し研究発表をすることも。キャリアデザインとビジネス英語では就職試験対策を完成させます。インターンシップや就職説明会が始まり、参加する人が増えていきます。飛び級制度を利用して本学・経営学研究科に進学する人もいるかもしれません。

4年次

いよいよ最終学年。4年になるとすぐ就活本番。説明会と面接で忙しい日々が始まります。3年までのキャリアデザインとビジネス英語で就職試験対策はバッチリ。就活では志望する企業の研究と面接対策に集中できます。夏前には多くの人が内定を獲得します。学生の中には起業する人もいます。就活の一方、進路に合わせて専門知識を深めるべく授業を履修します。ゼミでは学びの集大成として卒業論文を作成し提出します。卒業単位を修得できれば卒業確定。友達と卒業旅行に出かける人も。卒業式。社会人としての一歩を踏み出します。

先輩の履修モデル

経営学部のカリキュラムには、皆さんの将来に向けて学びを進められるよう様々な科目が配置されています。ただ、多くの科目からどの科目を履修していけばいいかは迷うかもしれません。そこでいくつかの将来像に合わせ履修モデルを紹介します。

ゼミって何だろう?

経営学部での学びにおいて重要な科目のひとつに専門演習があります。一般に「ゼミ」と呼ばれる科目です。高校までにはない授業スタイルであるため、どのような科目か想像しにくいかもしれません。

ゼミは、特定の教員の指導の下で、その教員が専門とする領域に関連する事柄について主に演習形式で学ぶ、少人数制の科目です。具体的には、学生自身が調査や分析、発表、議論を行ったり、実践的な課題に取り組んだりすることで、知識を習得します。最も大学らしい授業のあり方の一つです。

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特定領域で専門性を追求

経営学部のゼミは、2年次の秋のゼミⅠからスタートし、4年次の秋のゼミⅤまでの5セメスタ、約2年半の期間に及びます。その間、特定の領域についてかなり深く学びます。大学は、学生が各自、関心のある領域でより専門性を深めていく場所です。ぜひ受講をお勧めします。

また、経営学部では、毎年12月に、ゼミでの研究成果を発表する「経営学部ゼミナール大会」が開催されます。ゼミのメンバーで協力して研究成果をまとめ、報告資料を作成して発表に臨みます。教員や他の学生の前で発表することは貴重な機会となるでしょう。

専門性という意味では、卒業論文もあります。ゼミでは、ゼミⅣの終わりに卒論のテーマを決定し、ゼミⅤで卒論を執筆、完成させます。教員の指導の下で、テーマを決め、関連する文献を調べ、必要があれば調査を行うなどして、自らの主張を論じます。4年間の専門的な学びの集大成となります。

さまざまなゼミ活動

ゼミには、研究以外にも、さまざまな活動があります。ゼミは、メンバー同士が、共に学び、切磋琢磨する場であり、互いに親睦を深め、信頼関係を作ることが重要です。そのため、ゼミ合宿や懇親会、OB会、企業訪問、学祭参加などが行われます。何を行うかはゼミによって異なりますが、機会があればぜひ積極的に参加しましょう。

ゼミでの学びは専門性が高く、また卒論指導もあることから少人数制を取り、ゼミ選択時には面接もあります。ゼミは必修科目ではありませんが、毎年多くの学生がゼミを受講しています。

個々のゼミの活動については、ゼミ紹介ページをご覧ください。