経営学部の教育目標 -社会に役立つ人材の育成-
企業活動は、人と人とが協力し合うことによって成り立っています。それらさまざまな企業活動についてより確かな理解を得るためには、企業活動そのものに目を向けるのはもちろんのこと、そこに関わる「人」「協力」という要素についても学ぶことが必要です。
経営学部では、「社会に役立つ人材の育成」を目標に「理論と実践」教育を行っています。
具体的には、下記のような特色ある「理論と実践」教育によって、経営者や管理者をめざす上で必要な知識と、身につけた知識を実社会で活用する方法・思考力を、効果的に身につけていきます。
- 新しいマネジメントの理論と実践に関する研究・教育
経営学、経営管理論など経営学部が取り扱う主要学問分野の研究は理論はもちろんですが優れて実践性がともなっていることが要求されます。理論的にいかに優れていようと実践性がともなわなければ、経営の分野ではその価値は認められません。 - 複合的専門知識・技術の重視と学際的研究・教育
企業環境も企業もともに複雑システムであり、しかもそれぞれは相互に密接に関係し合っています。それを学問対象とする以上、従来のような一面的知識の追求からではほとんどなんらの成果も期待しえません。したがってはるかに広い学問分野にわたる研究の中から経営のなんたるかを総合的、学際的に探る体制を作り上げて行く必要があります。 - 実習方式の積極的導入と産学共同による実践教育の推進
講義、演習方式による従来型の教授方法の中で習得した理論、知識を実際に使ってみることによってどこにどのような問題が存在し、どうすれば具体的にその問題を解決して行くことができるかを体験します。この考え方こそ、ある意味で本学経営学部の特色を最も端的に示しているともいえます。 - 変化・革新への対応能力と問題発見・問題解決の実践能力を会得した企業人の育成
21 世紀を見据えて企業は従来のように企業人の育成は企業がやる、大学のうちは学問的素養や一般常識、人間関係の幅を広げることに力を尽くすべきだという従来の考え方から大きく一歩踏み出し、具体的な経営課題について自分で考え、問題を見つけ、解決して行ける即戦力的人材を育成して行く必要があります。 - 3つのコースと段階的カリキュラム
ビジネスマンとして活躍し、マネージャーとして組織運営を担うためには「自ら考える力」と「組織する力」が必要不可欠です。経営学科では将来の進路、組織での役割に応じて 「組織マネジメントコース」 「生産マーケティングコース」「会計コース」の3コースを設けています。基礎から応用、発展へと段階的に学べるカリキュラムで、ビジネスの場で必要な問題解決能力とマネジメント能力を養成します。